風の吹くまま、日々の雑感を記録しとこうか程度の日記です。誹謗中傷や個人攻撃&個人の信用にかかわること、理解を求めない一方的なコメントは、独断で削除することもありますし、閉じることもあります。


by ende_m
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映画人、九条への想いを語る!

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 今日、おっと、もう12時を過ぎたので、正確には昨日のことだ。「12・13映画人九条の会一周年集会」に参加した。この九条の会は、映画関係者に限らず、映画ファンも参加できる「九条の会」だ。現在、1097名の会員がいる。
 今回のイベントは、「映画人、九条への思いを語る!」という内容で、映画人が九条へのあつい想いを語るリレートーク集会だった。

 リレートークのパネリストは―――、

池田香代子
 作家・字幕翻訳者。「世界がもし100人の村だったら」がベストセラーに。
大澤 豊
 映画監督。「GAMA 月桃の花」「アイ・ラブ・ユー」「アイ・ラヴ・ピース」。
川本喜八郎
 日本を代表する人形アニメーション作家。「三国志」「平家物語」「死者の書」。
神山征二郎
 映画監督。「遠き落日」「月光の夏」「ひめゆりの塔」「郡上一揆」「草の乱」。
ジャン・ユンカーマン
 記録映画作家。ドキュメンタリー映画「チョムスキー9・11」「映画 日本国憲法」。
高畑 勲
 アニメーション映画監督。「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」。

 それぞれのパネリストが、9条に関する熱い思いを8分程度語り、会場の質問に答える形で進行した。発言内容を書くと、それだけで結構な量になるので多くはふれないが、それなりの立場の人が語るからには内容のあるものだった。川本さん(NHKの三国志の人形では有名だね)は、来年2月11日に「死者の書」が岩波ホールでの上演が決まったそうだ。メッセージ性のある作品は今までは無かったが、今回は死者の魂を沈めるというテーマでの上演と言っていた。本来日本では、敵も味方も含めて死者に対しては招魂という形で魂を沈めていたが、明治ごろからその形が崩れたということも発言していた。また、ジャンユンカーマン監督は、日本は「戦争をしない国」という認識が世界中に広がり、尊敬を集めていたのに、残念とも語っていた。大澤監督、神山監督、高畑監督もそれぞれの立場で思いを語っていた。僕は、字幕翻訳家の池田さんのところで、ジョーンバエズが歌う「イマジン」が聞けたのが収穫だったね。このイマジンを日本語に訳したのを若者に聞かせたら、これって憲法じゃないって反応があったそうだ。イマジンの平和主義と日本の憲法とが重なったというエピソードのひとつを語っていた。

 今回の集会には、この他の映画人からもメッセージが寄せられている。運動を広げる上からも、プログラムの中から抜き出しておこう。

 九条は世界に向けての日本の決意表明です。アメリカの都合で、世界を裏切ってはなりません。脚本家・ジェームス三木

 九条は単なる条文ではない。一旦それを失ってしまえば私たちの心の平和も失われる。そして、再び私たち自身の手が血塗られることになる。すでにイラクの人々の流された血を浴びているのです。映像作家・鎌中ひとみ

 仕事のために出席できません。次の機会には是非うかがいたいと思っております。よろしくお願いします。女優・秋野暢子

 大変申し訳ありませんが、当日海外出張中の予定で出席することができません。集会のご成功をお祈りしています。映画監督・松井久子

 九条のおかげで、私達は60年間戦争に巻き込まれなかったのです。世界中が九条のような憲法を持てば、戦争は起こらないのです。平和を願い、平和を守る勇気を持ち続けましょう。俳優・吉永小百合

 戦後六十年、日本が平和だったのは憲法九条があったからだと思います。戦争の無い平和な国を望みます。倍賞千恵子

 うわぁ~。次の大林監督と、アニメ作家のノルシュテイン監督のメッセージは長文だ。
 もう夜も遅いし、明日以降この続きは書こうっと。あと、できたら、何で映画人が九条に敏感なのか、自分なりの考えも書きとめておこう。
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by ende_m | 2005-12-14 01:38