風の吹くまま、日々の雑感を記録しとこうか程度の日記です。誹謗中傷や個人攻撃&個人の信用にかかわること、理解を求めない一方的なコメントは、独断で削除することもありますし、閉じることもあります。


by ende_m
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格差社会が止まらない!

 「格差社会について考える」というエントリーを書こうと思って、このくそ忙しい日常の中で色々調べてみた。格差社会を考える上では、やっぱり派遣労働者の問題は避けて通れないし、今年の7月で、労働者派遣法が施行されて20年になるしね。当初14万人の派遣労働者は、今や230万人。
 当初の専門職という枠組みも何処へやら、企業にとっての雇用の安全弁としての役割が全面展開されている。派遣労働者についての、詳しいエントリーはもう少し後にして(ご勘弁!)、調べている中で、こんなことまで想定していたのっていう面白い事を見つけたので、とりあえず報告しときますね。

 それは、「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分基準の具体化、明確化についての考え方」昭和61年4月17日労働省告示37号という、労働省の小難し手引きなんだけど、要するに請負契約と派遣事業についての考え方を、事例をもとに具体的に解説してあるものと理解しとけばいい程度の話です。
 そこには、具体的判断基準が、「医療の場合はこうですよ、製造業の場合はこうしなさい」とかこと細かに書いてあるんだけど、そこに、読んで思わずビックリしたのが「バンケットサービスの場合」というのがあって、こう書かれている。

 業務に従事するバンケットコンパニオンの決定についてはホテル等による指名や面接選考等を行わずバンケット業者自らが行うこと。また、同一の宴席におけるバンケットサービスを複数のバンケット業者が請け負う場合には、異なるバンケット業者のバンケットコンパニオンが共同して1つのサービスを実施することのないよう、あらかじめ各バンケット業者が担当するテーブルやサービス内容を明確に区分していること。

 あらら、なんで、ここだけ、こんなに具体的なのかしら。具体的といいつつ、お役所言葉で全体的には抽象的に薄めてるという印象を持ったんだけど、その中で、なぜかやたら具体的なオーラを発してましたね。派遣労働者と請負については、偽装請負問題なんかがあってやたらあいまいなんだけど、ここは非常に具体的なんだな。それは、揉め事があったからこそ、具体的になったと考えざるをえない。

 その具体的な揉め事を想像するに、パーティーを主催する側が、ホテル側に「いやぁ〜、今回は、きれいどころを揃えてくれんかね」「ほれ、この間のあの娘なんかも呼んでくれると助かるんだけど」なんて、ことを安易に業者に発注しちゃダメですよ。って釘を刺してる感じがすることと、パーティーに複数の業者を入れちゃって、大揉めに揉めたことがあったことが想像される。僕らは、パーティーとか身近ではないけど、立法にかかわる人たちにとっては日常茶目仕事じゃなくって、日常茶飯事なんだろうね。

 まぁ、派遣労働者については、派遣元が人選する人について、派遣先は文句を言ってはいけないし、まして、派遣先が面接なんてやってはいけないんです。
 最初この事例を見たとき、パーティーのコンパニオンでは無くて、温泉街のコンパニオンを客が指名すると、派遣法違反になる事例なのかと思ったのでした。
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by ende_m | 2006-06-16 01:30 | 雑感