風の吹くまま、日々の雑感を記録しとこうか程度の日記です。誹謗中傷や個人攻撃&個人の信用にかかわること、理解を求めない一方的なコメントは、独断で削除することもありますし、閉じることもあります。


by ende_m
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2005年 12月 21日 ( 1 )

 ちょっと時期がずれちゃったけど、今回は、何故映画人が9条にこだわるのか、敏感に反応するのかを考えたいと思う。

 戦前の話になるが、1939年「映画法」が実施され、映画の検閲は厳しさを極めた。映画は政府の監視下の置かれ、俳優を含めたスタッフ、映画事業にかかわる人は、思想検査を受けた上で全て登録制になった。企業もむりやり合併させられ「大日本映画(大映)」ができたということだから、産業自体が政府の丸抱えになったということだ。表現の自由は完全に奪われていた。
 中でも、亀井文夫監督の「戦ふ兵隊」は、反戦映画として治安維持法違反で摘発され、一年間獄中生活を送った話は有名だ。
 また、木下圭介監督作品の「陸軍」は、上映されたあと、戦地に赴く息子を見送る母親が涙を流しながら追いかけるラストシーンが、反戦的だと指摘され、捕まらなかったものの、こっぴどく怒られたという話だ。まぁ、上映中このシーンになると、見に来ている母親たちがみんな悲しくなって泣いたということだから、戦意高揚にならないと判断されたんだろう。

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by ende_m | 2005-12-21 19:47 | 憲法