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風の吹くまま、日々の雑感を記録しとこうか程度の日記です。誹謗中傷や個人攻撃&個人の信用にかかわること、理解を求めない一方的なコメントは、独断で削除することもありますし、閉じることもあります。


by ende_m
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温故知新

 白土三平の「忍者武芸帳」(全17巻)は、1959年から1962年に貸本マンガとして出版され、当時の若者に絶大な支持を集めた。
 今でも、飲み屋での話題の一つになるマンガだ。その昔、「このマンガを読んで『弁証法』を学習したよ」なんて言う人も実際いたのだから、しかたがない。現在も、小学館文庫から単行本が発売されているロングセラー作品だ。

 という事で、自分のつたない知識や思い違い、はたまた記憶だけで書いてもなぁ~って思い、ネット検索をしてみたところ、出るは出るは、詳しい人は世の中に多いですな。

 中でも、影丸(主人公)の最期の言葉「われらは遠くから来た そして遠くまで行くのだ……」は、イタリア共産党のバルミロ・トリアッティ(Palmiro Togiatti 1893-1964)の言葉だというのには、さすがにびっくり。まぁ、同時に納得もしました。詳しくは、漫棚通信ブログ版  白土三平ファンページ

 影丸を1人倒しても、次の影丸が現れる。この作品は、当時、権力者に対する痛烈なメッセージとして受け取った記憶がある。だから、今でもファンが多いのだろうね。それにしても、便利な時代になったなぁ。
by ende_m | 2005-11-30 20:41 | まんが